みんなの就職・転職体験談

就職氷河期

本当にやりたいこと、興味のあること

新卒での就職活動はそろそろ10年前の出来事になってしまいます・・・当時は【就職氷河期】と呼ばれた時期で女子学生の就職状況なんて悲惨なものでした。そう、私はロストジェネレーションと呼ばれる世代です。
 私は元々大学院に進学するつもりで大学に入学したのですが、家庭の事情で大学院進学を考え直したほうが良いかも・・・という状態に陥っての就職活動開始でした。
 大学院に進学するつもりだったので、就職活動に本腰なんて入っていないし、研究職へのこだわりはあるし、時代は暗いしととても気乗りしないまま就職活動を開始する羽目になりました。もちろんそんな気持ちでの活動ですのでうまくいくはずもありません。両親との話し合いで4年生の5月末までがんばってもダメなら、大学院へ行くということになりました。結局、私は大学院進学の道を進んだのですが(苦笑)
 しかし、おもしろいことに大学院で、研究室に閉じこもって昼夜関係なく実験を進めるという環境で過ごすうちに、バイトでずっと続けていた教育系の仕事がおもしろくてたまらなくなっていました。
 研究職応募のための必須資格といっても良い修士という学歴を手に入れられることがほぼ決まっている大学院2年での就職活動期間、私は研究職には一切応募せず、教育(講師・マネージャー候補)や人材派遣(コーディネーター)と言った人をサポートするような仕事で活動を進めました。
 数社から内定もいただき、書類を出せば落ちることはないという流れに、2年前はなんであんなにたいへんだったんだろうと感じる日々でした。面接で悩まないんです!!スラスラと自分の思いをしっかりと面接で伝えられ、取り繕うようなことがありませんでした。自分適性に合ったことで、かつやりたいことで応募しているから仕事のイメージがすごく沸いてくるのが良かったのだと思います。
 自分の勉強したことを活かすのも良いけれど、自分が本当にやりたいこと・興味のあることを見つけてそれを極めるのもいいなと思えました。
 現在、私は大学受験予備校で校舎長という仕事をしています。毎年、夏になるとアルバイトの学生で就職活動を向かえる子たちが、終業後、相談をもちかけてきます。私はこう答えるようにしています。【こだわりや思い込みは1回置いておいて、自分がしっくりくると思うことをまず見つけなさい】と。